【10/6公開】北野武監督のシリーズが三作目にしていよいよ完結『アウトレイジ 最終章』

【10/6公開】北野武監督のシリーズが三作目にしていよいよ完結『アウトレイジ 最終章』
©2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会

2010年の『アウトレイジ』は関東最大の暴力団「山王会」内の下克上バトルが描かれた。続く『アウトレイジ ビヨンド』(’12)では「山王会」と関西の「花菱会」の抗争が勃発。そこで死んだと思われた大友(ビートたけし)が、韓国で生きていたという衝撃の事実により、本作は幕を開ける。

物語が動き出すきっかけを作るのは、新キャラクターの花菱会・花田(ピエール瀧)。この人物が済州島で大友と起こした揉め事が、大友の面倒をみている日韓のフィクサー・張会長の逆鱗に触れ、花菱会は張グループを敵に回してしまう。その揉め事に便乗し、花菱会で内部抗争が発生する。

【10/6公開】北野武監督のシリーズが三作目にしていよいよ完結『アウトレイジ 最終章』

大杉 漣が演じる花菱会の新会長・野村の不憫なほどの小物感や、大森南朋が演じる市川から大友に向けられる演技を超えた思慕など、新キャラクターがフレッシュな風を吹き込んでいるが、シリーズは確かに終了する。悲哀とカタルシスのある結末で、北野監督は自身にとって初のシリーズものに、見事な結着をつけている。