CoCo壱番屋、17年ぶり社長交代 海外出店強化

 「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)は22日、葛原(くずはら)守副社長(51)が社長に昇格する人事を発表した。浜島俊哉社長(59)は代表権のない会長に退く。来年3月1日付。2002年6月以来、約17年ぶりの社長交代となる。 浜島氏は1980年に国内1号店で働き始め、02年に創業者の一人、宗次直美氏から社長職を引き継いだ。在任中に国内店舗数は約800店から約1300店に増加。売上高も約300億円から500億円近くまで伸ばした。名古屋市で会見し、「60歳という節目の年齢を迎えるので、若い葛原氏に託したかった」と語った。中国1号店となる上海への出店について03年に事業への希望者を募った際、葛原氏が挙手したという。「意欲が全てで、相当な覚悟で結果を出した。彼なら間違いない」と、3年以上前から交代を考えていたことを明かした。 葛原氏は04年の上海出店から一貫して海外事業を担当。海外出店を本格化させてきた。壱番屋は現在、11カ国・地域で165店舗を展開する。中国での店舗拡充やインド進出に前向きで、「早ければ2年後にも海外300店を達成できる」とした。将来は海外店舗数を国内と同程度の1千店まで増やす考えを示した。