十八銀と親和銀の合併、半年延期 改元にからみ

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)傘下の親和銀行(長崎県佐世保市)と十八銀行(長崎市)の合併が、当初予定されていた2020年4月から半年後の10月に延期されることになった。FFGと十八銀行が30日の取締役会で決め、発表した。 来春に予定される改元にからみ、銀行の基幹システムの統合に時間がかかると判断したため。グループ再編のスタートとなるFFGと十八銀の経営統合は、予定通り19年4月に行う。 FFGと十八銀は、統合した場合に長崎県内のシェアが高くなることを公正取引委員会が問題視していたが、今年8月に統合が認められた。ライバルの金融機関に債権譲渡し、シェアを下げる方針を打ち出し、準備を進めていた。まずは来年4月に十八銀がFFGの完全子会社になり、その後に親和銀と合併する予定だった。(高橋尚之)

純利益半減のダイハツディーゼル 大型船の回復に期待

 船舶用のエンジン製造が主力のダイハツディーゼルの2018年9月中間期の純利益が、前年比で半減した。大型コンテナ船の建造が一時的に減っているためで、来年後半になれば回復するとみている。 25日発表した9月中間決算によると、売上高は267億円(前年比9・6%減)、純利益は4億円(同54・8%減)だった。2016年に環境規制が厳しくなったのを受け、大型船向けの納入が増えた前年の反動減があった。 ただ、木下茂樹社長は、「来年の後半にも大型船の引き合いが出てくる」とみている。環境規制は今後も段階的に厳しくなっていくためだ。排ガスの少ないエンジンや、排ガスを無害化する装置の開発に力を入れている。今年8月には、兵庫県姫路市の大型エンジンの新工場を稼働させた。 筆頭株主でトヨタ自動車傘下のダイハツ工業の指導を受け、生産効率を引き上げる取り組みを進める。(金本有加)