記者殺害疑惑のサウジで会議、3メガ銀は参加に苦慮

 記者殺害疑惑で揺れるサウジアラビアで23日から開かれる国際経済会議を巡り、日本の3メガバンクの対応が分かれている。三菱UFJ銀行は三毛兼承(かねつぐ)頭取が出席を取りやめ、代わりに副頭取が出席。一方、三井住友フィナンシャルグループ(FG)、みずほ銀行は当初の予定通り出席する。同会議を巡っては、サウジへの国際的な批判の高まりを受け、各国の政府要人や企業幹部らの参加見送りが相次いでいる。 三菱UFJ銀は三毛頭取が参加を取りやめ、吉川英一副頭取が代理出席する。同行は24日、サウジの首都リヤドに支店を開業予定で、三毛頭取が出席する式典を開く予定だったが中止する。開業は予定通り行う。三井住友FGは22日に対応を検討し、予定通り宮田孝一会長が出席することになった。みずほ銀行も中東などを担当する執行役員が予定通り参加する。 各行は欧米で高まるサウジ批判を考慮しつつ、成長する中東市場を重視する姿勢も見せなければならず、苦しい対応を迫られた格好だ。 国際経済会議「未来投資イニシアチブ」は23~25日リヤドで開かれる。日本からは投資ファンドの出資でサウジと関係が深いソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の出席の行方も注目されている。

丸ごとイノシシ「亥い年に」 サントリーの干支ボトル

 来年の干支(えと)「亥(い)」をかたどった「干支ボトル」のウイスキーの製造が、サントリー山崎蒸溜(じょうりゅう)所(大阪府島本町)で本格化している。今回のデザインは、陶製ボトル全体でイノシシをあらわし、表面には松竹梅の模様をあしらった。 22日午前、サントリーホールディングスが製造ラインを報道陣に公開した。干支ボトルの製造、販売は今年で37回目。中身はサントリーのウイスキー「ローヤル」で、1本600ミリリットル入りという。24日までに約1万6800本を製造する。 希望小売価格は税抜き8800円。11月6日から全国の百貨店やスーパーなどに並ぶ。(久保田侑暉)

MRJ、新たな難題 ライバル「企業秘密を盗用」と提訴

 開発が難航している三菱重工業のジェット旅客機MRJが新たな難題を抱えた。カナダの航空機大手ボンバルディアが、自社の企業秘密を不当に使われたとして米連邦地裁に三菱重側を提訴。三菱重は反発しているが、MRJの開発が遅れる要因になりかねない。 「従業員として最後の日に、極めて機密度の高い情報を含んだプレゼン資料と当局との極秘のやりとりを、私用のヤフーメールに送った」。シアトル地裁への提訴は19日付。ボンバルディア社は三菱重子会社の三菱航空機などを相手取った92ページに及ぶ訴状のなかで、三菱側に移った複数の元従業員を名指ししつつ、漏れたとする情報が航空当局からのお墨付きとなる「型式証明」を取るためのものだとの見方を示した。 型式証明は航空機開発での難関…