九電の太陽光発電「出力抑制」、21日も実施の可能性

 九州電力は20日午前、大停電を回避することを目的に、太陽光発電を一時的に遮断する「出力抑制」を開始した。先週土日に続き3回目。午前9時から午後4時までを予定しており、日差しが強く発電量の大きい昼間の時間帯には最大70万キロワットを抑える計画だ。 電力は需要と供給のバランスが崩れると大規模な停電に陥る恐れがある。20日は晴れて太陽光の発電量が伸びる一方、土曜で工場が稼働しないことや、冷暖房のいらない穏やかな気温になることなどから需要の低下が見込まれ、九電は3回目の実施に踏み切った。 20日は正午からの30分間が、特に需要と供給の差が大きくなると九電は予測している。この時間帯は原発なども含め1298万キロワットの供給に対し、需要は806万キロワットにとどまる見通し。そのため、余った電力を他の地域へ送るなどの対策をとっても、最大70万キロワット規模の抑制が必要だと説明している。 九電は先週13、14日の土日に、太陽光など再生可能エネルギーの出力を制限する措置を離島を除き国内で初めて実施していた。いまのところ、21日の日曜にも実施する可能性があるという。(山下裕志)

マヨネーズの出し残しに…キユーピーがスルッと出る容器

 キユーピーは、中身を出しやすい容器「スルッとボトル」を使った「キユーピーハーフ」を11月1日に売り出す。容量は300gで税抜き279円。165万本の限定販売だ。容器は東洋製缶グループと共同で開発した。原料と同じ植物油で容器の内側に薄い膜をつくり、容器への付着残りを6割減らせたという。

東証システム障害、社長の減給処分検討 賠償には否定的

 日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は、9日に起きた株式売買システムの障害を受け、再発防止策をまとめた報告書を23日にも金融庁に提出する。市場運営者としての責任を明確にするため、宮原幸一郎社長(JPX取締役兼執行役)の報酬を減額する処分も検討する。障害で証券会社は売買注文の取り次ぎが一時できなくなり、各社は顧客に補償するが、東証は自らの賠償責任には否定的だ。 システム障害は9日朝の現物取引の開始前、米系のメリルリンチ日本証券が、通常の1千倍の量の通信確認データを送ったため起きた。証券90社と東証のシステムを結ぶ4回線のうち1回線が停止し、他回線への切り替えに手間取った約40社が一時、顧客の売買注文を取り次げなくなった。 東証は再発防止策として、スムーズに回線の切り替えができるか確認する訓練や、各社との接続状況の確認を定期的に行うなどする。売買注文では異常な注文を受け付けない仕組みがあるが、今回は大量の通信確認データで障害が起きたため、こうしたデータの異常も検知するプログラム改修も行う。一連の対策を盛り込んだ報告書を23日にも金融庁に提出する。 今回の障害では、正常に売買で…